電子レンジが突然使用できなくなった際のことを考える
IH調理器具を使用する際に電源が入らなければ、まず故障をしてしまったかもと思うかもしれませんが、IH調理器具本体の故障ではなく、それ以外に要因があることも多くあります。
当然のですが、停電が起きていると電源は入りません。
停電が復旧するまで、使用することはできないでしょう。
それから自宅のブレーカーが落ちていないかを確認して、キッチン専用に個別でブレーカーが設置されていることもあるため、分電盤が「切」になっている箇所がないかを確かめましょう。
危険が及ばないために、チャイルドロック機能を付けているというIH調理器具も多くあります。
チャイルドロックが機能していれば、電源のスイッチをONにしたとしても電源は入りません。
取扱説明書やメーカーのWebサイトなどを確認して、すぐにチャイルドロックをかける必要がない場合は、ロック解除を行いましょう。
上記の要因に当てはまらない際には、故障の可能性があるので、メーカーや販売店に修理の相談すると良いでしょう。
IH調理器具に鍋を乗せて電源を入れたとしても、数秒ほどランプが点滅するのみで、それ以上は動かないことがあります。
その際は、以下の状況に当てはまっていないか確認しましょう。
鍋の置き方がずれている際には、鍋が正しく機器に検知されてないとエラーが発生する場合があります。
鍋を正しい位置に置き直して、再度加熱を開始してみましょう。
市販されている鍋には、IH調理器具に対応されているものとされていないものがあります。
そのIH機器に非対応の鍋を乗せていると、正しく鍋が検知されずにエラーが発生してしまいます。
IH機器に対応可能な鍋に取り換えて、再度加熱をしてください。
IH機器に対応可能な鍋を持っていなければ、新たに購入すると良いでしょう。
その際は「IH対応」と記載されているものか、IH調理器具のメーカーが推奨している鍋を選ぶと良いでしょう。